2004年11月16日

どんなクソな制度だからって、それが全てなんか?

本日の『週刊!木村剛』は、
『ゆとり返済でゆとりがなくなる?!』というもの。

これは、『[コラム] 住宅公庫の焦げ付きは一挙償却を!』へのTBなどを
纏めたような記事になってる。

お金を返せなくなったのは、何もダイエーなどの企業ばかりではなく、
個人だって住宅金融公庫や銀行ローン、カードなどなどへの返済が滞ってる。
一昔前までは、家を買う時には当たり前のように利用されてた、住宅金融公庫

名前くらい聞いたことあるっしょ。
実は、あと2年ちょっとで独立行政法人化して、融資業務から撤退することが
決まってる。公庫って、手続きや返済もほとんどが銀行の窓口や口座を使って
たから、気付かないんだけど。公庫融資は、銀行のお金で貸してた訳ではなく、
公庫のお金を銀行を通して借りて、返してるんだよね。

この融資業務から手を引くことになるんだ。
で、問題になったのが今までの融資の中で焦げ付いた、いわゆる不良債権。
これをそのまま新法人に引き継いだら、やってけねーよ!ってことで、
7年かけて分割して穴埋めしていきましょって、財務省と国土交通省が
国費(=税金+国債ね)投入を決めた。

銀行と一緒で、チマチマやらずにドバっといっきに処理したんさい
っていうのが木村さんのご意見。
まあ、この部分だけを取ったら、俺も賛成。
で、ここで焦げ付きの一因としてあげたのが、
ゆとり返済』なるもの。
で、今日の記事では、それについてが半分。

そもそも、当初五年間の返済額を少なくする「ゆとり返済」などを景気対策として導入したからおかしくなるのだ。当初の返済を少なくすれば、後で返済が苦しくなることは分かりきったことではないか。五十年償還だったものを七十五年償還で計算する特例措置を一九九三−九四年度に採った結果、七十万人が利用したといわれているが、これは金融に詳しくない素人を騙すための詐欺のようなものである。


まあね、景気対策のため、献金してくれ票も取りまとめてもらってる建設業界の
ためにあみだされた窮余の一策。要は、最初の5年間は返済負担を低くして
あげるから、どんどん家買ったり建て替えたりしてよ。ってこと。

でも返さなくていいってことではないんだから、最初の5年楽したツケは、
その後の残り期間にしわ寄せがくる。つまり、5年経過後にいきなり
返済負担がきつくなるってこと。
でもさ、ちょっと待ってよ。別に、公庫や役人やバカ議員をかばうわけじゃないけど。

『当初の返済を少なくすれば、後で返済が苦しくなることは
                  分かりきったことではないか』
なんですよね木村さん。
だったら
金融に詳しくない素人を騙すための詐欺

っていうのは、どうなんかな?
確かに、住宅業界がこの制度に飛び付いて拡販の決め文句に使ってたのは、
事実だけど。そんな口車に乗った人ばかりではないし、
住宅購入、ローンの返済って25年や30年のスパンで返済を背負うことに
なるわけなんだから、もうちょっと慎重に考えてもいいんじゃないの。

当初5年の返済額でもギリギリの家計状態なら、そりゃ5年たったら
家計は赤字になるでしょ。昇格や昇給を夢見てたのかもしれないけど、
やってきたのリストラや倒産だったわけだから。

この制度は、5年の猶予の間に返済以外にどれだけ貯蓄をして、
5年間で溜めた貯蓄を、内いれ(=元金の一部の繰上げ返済)にまわせるかって
ことが肝だったと思いますよ。


公庫が、銀行の住宅ローンみたく借り入れ全期間の返済予定表を
出していなかったとしてもね。
posted by katu at 23:22| バンコク 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ〜 アタシさっき変な所に書いてしまったわ!ごめんなさい… あらためて質問なんですがハッテン場ってなんですか?
Posted by ミミ at 2004年11月23日 14:57
ミミさんへ

 変な所ってわけでもないですが。(笑
それを言うなら、ここの方が。。。
まあいいんですが。
質問の答えは、前のトコに書きましたんで、
見てもらえると。分かんなかったら、またコメントして下さいね。
Posted by katu at 2004年11月23日 23:28
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